このような疑問に答えます。
結論から言うと、当選確率はかなり低いです。しかし、申請方法はいたって簡単ですので粘り強くチャレンジしましょう!
グリーンカード抽選の概要と当選確率
グリーンカードとは、アメリカ政府が発行する移民ビザ(アメリカ永住権)の通称です。
グリーンカード抽選とは、特別な経歴がなくてもグリーンカードを入手できるプログラムです。正式名をDiversity Immigrant VISA Program(通称、DVプログラム)といいます。応募料金はかかりません。
2021年の応募期間は10月7日の午前1時から11月10日の午前2時まで(日本時間)です。締め切り間近なので注意しましょう!
アメリカの多様性を高めるための制度なので、移民が多い国は応募資格がありません。
以下の国は、過去5年間での移民が50,000人を超えており除外国となります。日本はまだ除外国となっていません!
バングラディシュ、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、ドミニカ共和国、エルサルバドル、配置、ホンジュラス、インド、ジャマイカ、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、韓国、イギリス、ベネズエラ、ベトナム
なかなか取得するのが難しいと言われるグリーンカードですが、アメリカ政府が正式に発表したデータ、DV2018(2016年データ)によれば日本人の応募者数50,650人中、当選者数は263人(約0.5%)程度になります。とても狭き門ですね。。
しかし、諦めたらそこで試合終了ですので、根気強くチャレンジすることが大事です。
グリーンカード申請時の注意点
・偽サイトに注意する
正式URLはこちら。
DVプログラムの偽サイトがあり、個人情報を不正利用されるリスクがあります。URLの末尾が「.gov」となっていることを確認するようにしましょう。偽サイトの場合、末尾が「.com」などとなっているようです。
・必要書類を用意する
申請者本人のパスポート、家族全員分の証明写真が必要です。
・証明写真を入手する
写真館で取ってもらうことをオススメします。その理由は、写真のサイズや容量、服装や背景などいくつも細かなルールがあり、撮影環境が整っていない人や、そこまで写真のことを詳しくない人にとって大変だからです。また、申請内容に不備があった場合、その時点で落選として扱われる可能性もあるので慎重すぎるくらいが丁度よいです。
証明写真はそれほど特別なタイプのものではありません。念のため、対応可能かどうかをインターネットや電話で事前に確認しておくとよいでしょう。
求められる写真の内容は、ビザ申請時のものと同じですので、「アメリカのビザ申請用の写真と同じ」と伝えた方が話が通じやすいと思います。また、写真のアップロードが必要となりますので、データの注文を忘れないようにしましょう。
・スペルミスに気を付ける
入力時間に制限があり、写真のアップロードなどで手間取っているとページがすぐに無効になってしまいます。そのため、入力を焦ってしまいがちですが、入力内容に間違いが無いかしっかりと確認するようにしましょう。
・夫婦で2回申請する際、配偶者情報を忘れず入力する
夫婦で申請する場合、申請者を入れ替えることで2回応募できます。その際、それぞれの申請画面で配偶者も入れ替えて情報入力するようにしましょう。
・申請完了画面の情報を保存する
申請完了後にほっとして画面を閉じてしまわないよう注意しましょう。
確認番号などが当選確認の際に必要となります。申請完了画面を写真や印刷などで保存するようにしましょう。
・申請完了画面に進まない場合ステータスチェックする
申請完了すると「Success!」と表示された申請完了画面に移ります。
しかし、何らかのエラーでこの画面が表示されないことがあるようです。この場合はすぐに再登録せず、まずはステータスチェック(Entrant Status Check)にて申請状況を確認しましょう。
というのも、DVプログラムでは重複申請がシステムで厳しくチェックされます。再登録をすることで不運にも重複申請となってしまった場合、その時点で落選となるリスクがあります。
ステータスチェック時に確認番号を忘れた場合(Forgot Confirmation Number)を選択すれば、申請状況を確認できます。
グリーンカードの申請方法
ここからは、具体的な申請方法になります。申請は10分くらいで終わりました。
申請は下記のページから行います。
・1ページ目(申請画面を開く)
URLを開いて下記赤字の「申請画面(Begin Entry)」を開いて2ページ目に進みましょう。
※青字の「証明写真の要件を確認(Photo Examples)」から、写真の各種要件を確認できます。また、「申請後ステータス確認(Check Status)」から、自身の申請状況を確認できます。
・2ページ目(本人情報の入力)
記入例を参考に入力を進めましょう。
黄色マーカー箇所は入力必須です。入力完了後、下記赤枠(Continue)をクリックし、3ページ目に進みましょう。
氏名などすべて大文字か、頭文字だけ大文字か迷われるかもしれませんが、結論どちらでも構いません。住所で、〇〇-kuや△△-shi など日本での住所表記にどこまで忠実になるべきか迷われるかもしれませんが、こちらも書いても書かなくても大丈夫です。
・3ページ目(家族情報の入力)
続いて、家族の情報入力です。前のページから特に新しい内容はありません。
黄色マーカー箇所は入力必須です。入力完了後、「Continue」をクリックし、4ページ目に進みましょう。
・4ページ目(確認画面)
4ページ目は確認画面です。内容を確認して問題がなければ「提出(Submit)」を押しましょう。
・5ページ目(申請完了画面)
申請完了画面です。確認番号(Confirmation Number)などが当選確認の際に必要となるので、写真や印刷で画面を控えるようにしましょう。
おつかれさまでした!
(おまけ)アメリカ生活のお役立ち情報
おすすめのレンタカー (初回 30ドル の割引コードあり)
わたしは、旅行の際などによくレンタカーを利用しています。色々なレンタカーを試すうちに、日本にもないような画期的なサービスを提供している “Kyteレンタカー” に出会いました。
Kyteレンタカーでは他のレンタカー会社にはない下記のようなメリットがあります。
・レンタカーの乗り捨てが可能(ただし、エリアが限られる)
・滞在中のホテルやアパートまで車を届けてくれる
・24時間オペレーターとチャット・電話でコンタクトできる
・ETCカードが搭載されている
・返却時にガソリンを満タンにする必要がない
・レンタカーの返却場所も自分で指定できる
具体的な利用方法についても過去に記事がありますので是非ご参考いただけましたら幸いです。初回利用限定の30ドルの割引コードも載せており、日にちによっては驚くほどリーズナブルな価格でレンタカーができますよ!
割引コード:marucode777
おすすめのフードデリバリー(初回注文時にコード入力で20ドル割引)
Uber Eatsが近年オファーをはじめた「Uber One」のフリートライアルも利用すると、クーポンや無料デリバリーなどの特典で、お得に食事を楽しめます。
詳細は別記事にまとめています。
UberEatsで初回注文をする際に、以下のプロモーションコードを入力すると20ドル引きで食事を注文できます。よろしければお試しください!
コード:eats-czoeis0t29
おすすめのポイ活!(コードを入力して登録で500ポイント)
お買い物のレシートをスキャンするだけでポイントが貯まるFetchアプリのご紹介です。
アメリカはコロナ回復後の物価高で、外食もガソリンも以前より高くなっています。
Fetchアプリを生活のルーティンに組み込めば、アメリカでちょっぴりお得に生活できます。
アプリをダウンロードして、日々のレシートをスキャンするだけで、ポイントが貯まります。
ポイントに応じて、スターバックスやAmazonなどで使えるクレジットなどと交換することができます!
さらに、1日1回ルーレットで追加ポイントを入手できます。
また、定期的にスペシャルオファーが配信され、条件を満たすことでボーナスポイントを入手することもできます。
私の場合、3カ月で10,000ポイント程度のペースで貯まっており、スタバなどを楽しんでいます!
下記の紹介コードを入力してアプリに登録すると500ポイントを入手できますので、ぜひアメリカでポイ活をはじめましょう!
紹介コード:KKWV26
おすすめの格安SIM!(下記リンクから登録で5GBプランを1カ月無料で継続)
続いては、格安SIMのご紹介です。
アメリカでは、ソーシャルセキュリティナンバーを入手して、クレジットヒストリーが貯まってくるまでは、実はケータイ電話の契約ができなかったりします。(日本でやっていたような、2年契約などで月々の携帯料金の割引を受けたり、家族割を受けたりといったベネフィットが受けられない)
ということで、多くの方がプリペイドSIMカードを購入して、日本から持ち込んだケータイにセットして使用するというケースが多いと思います。
ここで、どこのキャリアがお得なのか? という疑問が出てきます。
私の場合、最初はAT&T、Verizon、T-Mobileなどの主要キャリアのプリペイドカードを使用していたのですが、5GBでも1カ月で30ドル程度かかり、年間では360ドルにもなり馬鹿にならない金額になっていました。そのため、もっと安いキャリアがないかずっと探していました。
そして、しばらく経ったときに、Mintモバイルで出会いました!Mintモバイルは、T-Mobileの通信を使用した格安SIMを提供しています。Verizonなど古参キャリアと比べると、若干の電波の悪さを感じることもあるかもしれませんが、奥まった田舎にでも行かない限りは、圏外になる心配はありません。
通信容量によってプランが分かれており、5GBですと月々15ドルで済みます!(注:国内電話、テキストは無制限に使用できます)
AT&Tなどの主要キャリアのプリペイドSIMと比較すると、年間で100ドル以上抑えられるため大変助かっています。
インターネットで申し込みを行うと、数日でSIMカードが郵送され、自分自身でアクチベーションすることで使用できます。YouTubeの動画で手順などの解説もありますし、手順自体はとても簡単でした!
なお、下記リンクから登録するとMINTモバイルで使用できる15ドルのクレジット(5GBプランを1カ月無料で継続)を入手できます。
安くて快適な格安SIMをお探しの方は、ぜひ一度使用してみてください!
おすすめのクレジットカード
アメリカ大手の銀行であるWells Fargoが発行している BILT MasterCard のご紹介です。色々試しましたが年会費無料のクレジットカードなら、個人的にはこれ一択です。
このクレジットカードは、他社のカードと比べても類を見ないトラベラー向けのベネフィットがいくつもあります。
BILT MasterCardの概要 |
|
年会費 |
無料 |
外貨取引手数料 |
なし(海外旅行もこれ1枚でOK) |
ポイント還元 |
基本的に1ドル=1ポイント ただし、外食3倍、トラベル2倍、その他1倍 |
ポイント利用方法 |
- アメリカン航空、ユナイテッド航空へのマイル変換 (超お得! 1ポイント = 1マイル) ※アメリカン航空のマイルを1:1で変換できるのはBILT MasterCardのみ - マリオットホテル、ハイアットホテル等へのポイント変換 (お得! 1ポイント = 1ポイント) - Amazonでの支払い - 家賃減額 |
その他の特典 |
- Lyft(タクシー)は5倍、月3回Lyftを利用すると5ドルのLyftクレジット(Lyftが5ドル割引になります) - 毎月1日や祝日など:さらに2倍 (外食6倍、トラベル4倍、その他2倍) - 毎月初めにミニゲームに参加すると抽選で家賃無料、ポイント獲得 |
注意点 |
- JAL/ANAカードなどでクレジットスコアを貯めはじめて1年くらいしないと審査が通りにくい (私はやっていませんが、Wells Fargoの銀行口座を開設すると審査が通りやすくなるとか?) |
アメリカン航空やユナイテッド航空のマイルを貯めてどうするの? と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
実は、アメリカン航空はJALとの提携が、ユナイテッド航空はANAと提携があるため、アメリカン航空・ユナイテッド航空のマイルを使用して、間接的にJALやANAのフライトチケットを購入できます。
たとえば、アメリカン航空のマイルを7万マイル使用すると、アメリカ-日本間の直行便の往復エコノミーチケットを購入できます。アメリカ-日本間の直行便というのは、アメリカン航空・JALのコードシェア便となっていて実際にはJALのサービスが受けられます。つまり、アメリカン航空のマイルを使ってJALの航空券を購入しているようなものです。
1年間ふつうに使用しているだけで、日米国際線の直行便の往復エコノミーチケット(約3,000ドル相当)をアメリカン航空等のマイルで購入できてしまうほどに簡単にポイントがたまるので大変お得です!!
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